涼しくなったので、運動のお話です。
肩こりや五十肩などで当院の施術を受けている方々から、WALKINGやランニングで症状が改善する、というお話をよく耳にします。私自身もその効果を実感しているので、同じような思いを共有できるのは楽しいですね。
トーリ開院前に発行していたメールマガジンの記事でも関連する内容を述べていました。心身に溜まったものを外に出す方法についても触れていましたので、一部修正してお届けしたいと思います。
◇私は春と秋が苦手で体調を崩すことが多いのですが、今年はなぜか元気です。好調の理由は一つではないと思いますが、去年の夏に始めたWALKINGが大きいと実感しています。仕事に出かける時は、途中で電車を降りて歩きます。体調がすぐれない時も、頑張って外に出て、少し早足で歩いていると、まず、ゲップが続けざまに出てすっきりします。しばらくすると、体が内側から温まり、肩が張った感じもほぐれてきて全身が軽くなります。歩数の目標を設定して、事前に地図を見ながら、コースをいろいろ考えたりするのも楽しいですよ。目標を達成した時は素直に嬉しいです。WALKINGは善玉コレステロールを増やす効果もあるそうですから、皆さんも生活に取り入れてみてください。
◆何かと不安な世の中で、心理的ストレスも溜まりますね。「発散」とは、「内部にたまったものが外部へ散らばって出ること。また、外部へ散らばり出ること。」(デジタル大辞泉)ですから、「内→外」矢印の向きが重要です。歌を歌う、おしゃべりする、文章や絵で自己表現する、などもいいと思います。
◇飲酒、やけ食いは「内←外」と方向が逆なので要注意です。
スポーツの秋。芸術の秋。一人でも、お友達と一緒でも、できるだけ徒歩でお出かけ下さい。