意外な「副作用」

当院で施術を受けている皆さんには、痛み、コリ、疲れ、脂肪を何とかして!ということで来院なさる方が多いのですが、「そういえば… 去年までは、10月あたりから、カイロが必需品だったけれど、鍼施術を受けるようになってから要らなくなりました」というお話をよく耳にします。

さすがに今月の寒さでは必要な日もあるだろう、と思い、冷えの状況をお聞きしているのですが、ほとんどの方が、全然使わなくなったと言われます。

 

「冷え」対策にはお灸とお考えの方もいらっしゃると思いますが、当院では、お灸をほとんど使いません。その理由は、

(1)お灸が体を温めるもの、とは考えていません。(▶この点については、別の機会に詳しくお話しします)

(2)「鍼の技術が一定以上あれば、お灸はいらない」という師匠の言葉通りの効果を施術経験の中で確信しています。

(3)特に、モグサを燃やすタイプのお灸は、全く使いません(「きゅう師」の免許はありますが…)。あの煙が呼吸器の弱い方、匂いに敏感な方にとっては大きなストレスとなるからです。

 

鍼の効果を是非とも体験して頂きたいと思います。