前回のテーマ、「足三里にお灸すると太っちゃうよ!」にも通じるところがあるかもしれませんが、言い伝えや風物詩は21世紀的視点から再考した方が良さそうです。
秋の味覚といえば、さつまいも、カボチャ、栗、柿、新米…
特に女性は、大好きな方も多いと思います。食物繊維やビタミン類も豊富ではありますが、注意したいのは炭水化物(糖質)であること!
昔は、体の冬支度が必要でした。暖房器具が発達しておらず、すきま風がスースー入り込んでくる住まい。そして、食べ物が少なくなる冬に向けて、体に(脂肪というかたちで)栄養分を蓄える必要がありました。冬眠前のクマと同じですね。
しかし、気密性の高い住居、暖房、機能的な衣類、四季を問わず豊富に手に入る食料…現代の生活で果たして脂肪をため込む必要があるのか?と疑問に思う秋の味覚が苦手な院長であった。