カッピングは、カップの内部を陰圧にして皮膚を吸引することにより、気血の巡りを改善する療法で、古くから世界中で親しまれてきました。
鍼もマッサージも、力は外から内側へ向かいますが、カッピングは逆に内側から外側です。
カップの内部を陰圧にするには、アルコール綿などをカップの中で燃やす方法とポンプを使う方法があります。
カップは、古くは、角、竹、陶器などが使われていましたが、最近ではガラス製、プラスティック製が主流となっています。
トーリでは、安全性（割れにくい）と衛生（洗浄しやすい）を考慮して、プラスティック製のカップを使用し、火傷の心配がなく、吸引する圧力の調整が自在なポンプ式を採用しています。
カッピングの作用・効果については、次回以降にお話しします。