鍼灸医学とは、煎じ詰めると「体内の“流れ”を促進・改善・強化する」ことです。(今、英語の文献を参考にしながら書いていますが、日本語の「煎じ詰める」と英語の「boil down」が似た感覚で面白いですね。)
あるいは、「気(=生命力)」「血」「水(=血液以外の体液)」の循環を増進させるものと言えるでしょう。
ところで、生理中の女性の体は、古い「血」(この場合、子宮内膜)を排出することに集中しています。(同時に、生理前のむくみや便秘も解消されますね)
この過程がスムーズに(健康的に)進めば、痛みや不快な症状、イライラや苦痛を経験することもなく、次の新しい「血」(子宮内膜)への準備につながります。
健康的な流れを妨げる一番の原因が「冷え」。最近の大雪による大渋滞で、各地の物流サイクルが混乱してしまいましたが、これと似ています。
鍼灸施術では、体を内外から温めることで、流れを円滑にしていくので、生理痛などのつらい症状=「血」の渋滞が緩和されて行くわけです。
多くの女性を診てきましたが、鍼と女性の健康の基本である生理との相性はとても良いと実感しています。
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