「いくら食べても、大丈夫!」が続いて、肥満になった患者さんを評した師匠の言葉です。
センサーが正常に働いた場合、食べ過ぎたら(処理能力を越えたら)、吐くか、下痢をするか、体調不良を起こします。こうなることで、自分の体にとって、余計なもの、害になるものを体から排出することができるわけです。
「壊れたセンサー」を修理するには、例えば処理能力の落ちた掃除機のメンテナンスのように、まず電源を落とし、溜まったホコリや汚れを除去するのが第一段階です。これだけでも、正常に動作するようになる場合も多いです。
センサーがうまく作動しなくなった体は、絶食をし、水だけで過ごすことで、消化管の中を空にします(お休みの一日など)。これが本来のファスティング(fasting~断食、絶食)です。
このタイミングで鍼灸マッサージを受けると、「空腹感」などのストレスを軽減することができます。
そして、体が本当の「空腹」を自覚すると、正しい「満腹」の再設定も行われます。
はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)
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