昨日から、NHKのニュースやクローズアップ現代などで、女性アスリート特有の問題が取り上げられています。
ハードな練習と食事制限が原因で女性ホルモンの分泌が減少し、その結果「無月経」と「疲労骨折」を発症。選手生命を絶たれるケースも少なくないとの報告でした。
一見、「無月経」と「疲労骨折」は無関係に見えます。しかし、閉経後の女性がエストロゲンの減少により、骨粗鬆症のリスクが高まるのと同じメカニズムです。女性ホルモンの重要な一面を示しているといえます。TVでは、いったんこの症状となった患者と先生との闘病の過程(食事、投薬、日常生活における諸注意など)にも触れていました。酷使した体を癒していくことは大変です。
このことは、アスリートに限ったことではありません。誰でも、過度なダイエットをすることで無月経になり、体のバランスを壊してしまう可能性を持っています。そうした若い女性を多くみてきました。
若い頃、特に10代は、骨を始め身体の基本を形成する時期ですから、ヘルス・リテラシー(健康を決める力)を養えるような教育環境の整備が大切だと思います。
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