鍼灸マッサージでは、経験がいかに重要なのかということ。

▲何でも聞くよ
▲何でも聞くよ

今朝は久しぶりの青空で気持ち良く一日が始まりました。

昨夜の帰り道に丸い月が出てました。幸せな気分になり、調べてみたら、月齢14.3でした。今日が満月です。

昨日の最後の患者さんは、この間、10日に一度のペースで施術におみえになっている30代の女性。前日に親知らずの抜歯をしたそうで、上顎・下顎から、首、肩、頭部が特に緊張していました。

鍼灸マッサージの治療院は、肩こり・腰痛など運動器の症状をきっかけに通院がはじまることが多いと思います(トーリでは、生理関連のお悩みで来院される方も少なくありません)。

彼女のように定期的な患者さんの場合は、その時々のつらい症状、お悩みにも対応しています。

例えば、吹き出物など皮膚のトラブル、忘年会シーズンの胃腸の疲れ、気分の落ち込み、など対応するお悩みは多岐にわたります。

こうした症状は、施術時に初めてお聞きしますから、その都度施術方法と経穴を決め、実行!となります。

ここで力を発揮するのが、臨床経験です。本やネットで調べても情報は得られますが、「知ること」と「できること」とは違います。

どれだけ多くの患者さんの、多くの症状に、多くの鍼を刺して、効果をあげてきたかが、最適な施術を提供できる不可欠な要素だと思います。

次回は、前頭前野 vs 大脳基底核 についてお話しします。