生理とコンディション

今朝のNHKニュースで、女性アスリートと生理についてのレポートがありました。

今年の4月、女性アスリートと無月経・疲労骨折に関する問題が「クローズアップ現代」で取り上げられ、私もブログでご紹介しました。(→「生理と骨折の関係」2014.4.16

今回は、無月経ではなく、生理中の選手のコンディションがテーマでした。

国立スポーツ科学センターが、トップアスリートを対象に行った調査で、「治療を必要とするレベルの生理痛はあるか?」という質問に対して、「ある」と答えた選手は25%だったそうです。(この中で実際に婦人科を受診した人は10%)

生理痛や出血がひどい場合は、子宮内膜症など婦人科の病気が潜んでいることもあるので、放置しておくと危険です。

それほど痛みがなくても生理中は、体が重く動きが悪くなる、集中力が低下する、イライラする、などパフォーマンスを低下させる症状が現れます。しかし、競争が激しい環境で、個人差が大きいこともあり、「生理で体調が悪い」とはなかなか言い出せずに、我慢してしまうことが多いそうです。

 

これは、アスリートだけでなく、働く女性にとっても同じではないでしょうか。

まず、本人が自分の生理と向き合うことが重要です。つらい症状がある場合は、専門医に診てもらい、自分の体の状態を把握し、改善に向けた対策を立てられるようにしていきましょう。

鍼やマッサージも、改善に向けた選択の一つになると思いますし、事例の蓄積もあります。


実際に試していただき、最適と思われるものを継続するようオススメします。