快適な施術環境のために気をつけていること

台風接近によるものでしょう、異常に蒸し暑い中を出勤しました。電車の冷房もあまりきいていなくて、実に不快でした。赤ちゃんの泣き声も聞こえていました。

トーリに着いてドアを開けたら、温度26℃、湿度58%と、予想外にいい状態でした。いつもながら、適度に湿気を吸収・調整してくれる無垢材のおかげです。

今日のような日は、とりわけ、別世界の環境でお迎えしようと、エアコン、空気清浄機、除湿乾燥機を駆使して、湿度45%まで下げました。快適です。

今日最初の患者さんは、初めておいでになった方でした。院内の空気、木の香りを気に入っていただけたようです。

マッサージを始めたら、私の手が温かくて気持ちいいとのお言葉。それから、私は膝も使うのですが、膝も温かかったそうです。膝については、これまで気がつきませんでした。

鍼灸マッサージの専門学校時代、あん摩マッサージ指圧実技の授業で、担当の先生が「最初は冷たい手をしていても、施術を続けていると、温かくなるよ」とおっしゃいましたが、3年コースの終わり頃には、本当にみんな温かい手の持ち主になっていました。

温かい手(や膝)でマッサージを受けた後は、リラックスした状態になり、鍼治療への緊張も緩和されるというお話でした。