昨日、仕事が終わって外に出たとたんに、急に左膝の痛みに襲われました。坂道や階段、立ち上がるときには、「うっ」とうめき声が出るほどでした。
年に1回くらいの頻度で、膝が痛くなることがあります。外傷など明らかな原因がない時は、
1) 冷やさない
2) 動かす
という、「常識」とは正反対の方法をとると回復が早いと考えています。今回もこの方針でいこうと考えました。
痛みがあると、ついかばって、動かさないようになりがちです。動作も不自然になります。
しかし、痛くても「すり足」などせず、足はいつもと同じ高さまで上げて歩くようにしました。
帰宅後も痛みは続いていましたが、とにかく動かすことにして、キックの動作を何セットか行いました。
今朝起きたときは、まだ痛みがありました。今日は仕事が忙しそうなので、ドイツ対アルゼンチンの試合を見ながら、鍼をしました。
鍼を抜いたときは、一瞬痛みが増していました。しかし、シャワー、朝食、洗濯などをして、家を出た後に、ふと、ジーンズの裾を直そうと右足を上げた時、左膝の痛みが消えていることに気付きました。
様子を見ながら出勤しましたが、駅の階段も全く問題ありませんでした。今も、痛みはなく元気に働いています。
1)冷やさない、2)動かすという「非常識」な方法と、自分の身体を信じること、そして鍼の力で、痛みが長引かない生活を送ることができています。