トーリが患者さんの立場で行っていること

昨日は、トーリの休業日ということもあり、久しぶりに本格的な自己治療を行いました。

患者さん用の治療着に着替えて、施術ベッドに横になり、鍼治療をします。

経穴の組合せや鍼の刺し方などを、自分の体で点検するのが主たる目的ですが、赤外線ランプなどの備品、リネン類などのチェックも兼ねています。

「顧客のために」と「顧客の立場で」とは全く違う、

と大学の大先輩、鈴木敏文さん(現セブン&アイホールディングス会長)が著書の中で、繰り返し述べておられますが、


トーリにおいても、「患者さんのために」ではなく「患者さんの立場で」という姿勢を大事にしています。

例えば、リネン類は、一度使った物は、洗濯に出します。それは、患者としての自分の視点に立つと、他人が使った物を使われるのは、気持ち悪いから。

また、素材も、「患者さんのため」と考えると、オーガニックコットンあたりになりそうですが、「患者さんの立場」だと、化繊に軍配が上がります。

木綿は寒い季節には冷たく湿った感じになりやすいのです。冷房が効いた夏も同様。つまり、「寒」「湿」という治療院としては×(バツ)な要素は、自分が着て、寝てみないと本当にはわかりません。

ヒーター内蔵のベッドは温かく、院内は湿度が低く保たれています。あまりに気持ち良くなり、眠りに落ちてしまいました。

 

 

はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)

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