私は、肩こりだけでなく、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの不調が続いたので、鍼灸以外にもアロマセラピーなど、いろいろな療法を試しました。そのうちに、翻訳の仕事をやめて、新しい生活を始めたくなりました。
子供の頃から、ヒトの体に関心があり、「マッサージ力」は元々備わっていたので、アロマセラピーの学校に行こうかと考えて、お世話になっていた鍼灸院の先生に相談したところ、どうせ学校に行くなら、鍼や灸も一緒に学んで、国家資格を取るべき!とアドバイスをいただきました。
確かに、民間資格より免許を取得する方が長期にわたって、責任ある仕事ができそうでした。
都内の専門学校を何校か見学して、通学が便利な渋谷区桜丘の花田学園日本鍼灸理療専門学校本科(はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧のコース)に決めました。
私の勉強の取り組み方は、興味を持ったことは、基本から始めて資格の取得まで進む。その場合、気分が高揚しているうちに受験して、一回で合格できなかったらあきらめる、というものです。
1980年代に、日本語教育能力検定試験が初めて実施されるというニュースを聞いて、すぐに願書を提出。初回だったので、過去問もありませんでしたが、母国語を外国語として考えることがとても面白くて、無事パスすることができました。この資格のおかげで、たくさんの外国の人々に日本語や日本文化の楽しさを伝えることができたと思っています。
また、1990年代には長期の海外旅行に行く前に、旅行というものをより理解したくなって、一般旅行業務取扱主任者(当時。現在は、総合旅行業務取扱管理者)試験を受けたことがありました。これも一度で合格!この資格は残念ながら、仕事として使ったことはありません。
こんな私を、古い友人は資格マニアと呼びますが、免許を集めるのが趣味という訳ではありません。
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はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)
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