秋だから…

というわけでもないのですが、今週はいつもより本を読んでいます。

 

昨日、『アダム・スミス ぼくらはいかに働き、いかに生きるべきか』(木暮太一 著 日経ビジネス人文庫)を読み終わりました。

 

著者は、経済学の父と呼ばれる、アダム・スミスの『道徳感情論』と『国富論』から、倫理学と経済学がどのように関連しているかを示しています。「アダム・スミスに関する一般的なイメージは実は正しくなくて…」ということを強調して、繰り返し述べているので、その点はしっかり刻みこまれました。

 

さて、昔々、ある職場で「ひと月に何冊読書できるか?」が話題に上り、私が実験することになりました。

 

その時のルールは、

1)一般書店で入手できる、市場に流通している書籍が対象。

2)純粋に趣味としての読書なので、勉強や仕事関連の本は教材・資料とみなして除外する。

3)勤務時間内には、勿論読まない。ただし、外出時の移動中はOKとする。

というようなものでした。その月は頑張って、30冊ほど読破した記憶があります。

 

ここ数年、東洋医学を始め、医療関連の本が中心となりましたので、2)の定義から考えると、読書に該当しないことになります。

でも、鍼や経穴や医学は、私の最大の趣味でもあるので、どこまでを勉強・仕事関連とみるか、むずかしいので、今は境界をあいまいにしています。

 

そして、今朝から読み始めたのが、『哲学の使い方』(鷲田清一 著 岩波新書)です。

哲学は、研究者のものではなく、人間が生きていく上で力になるものと考えているので、この新書の「使い方」というタイトルに期待しています。

 

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