骨盤内うっ血、生理痛、お肌のトラブルなど女性の悩みと関連が深い「瘀血」。
瘀血は、様々な原因で血流が停滞することによる、うっ血・末梢の循環障害を意味する東洋医学の概念です。
現代医学的に見ると、瘀血の状態のとき、①血液粘度が上昇し、②赤血球の変形能が低下し、③血小板の凝集能が亢進している状態だそうです。
つまり、血液は「サラサラ度」が下がり、固まりやすい状態ということです。
女性をとりまく心理社会的ストレスは、【交感神経・副腎髄質系】を亢進させて(闘争か逃走かの反応)、血液粘度上昇、血小板凝集能の亢進(つまり瘀血)の状態となり、その結果、【視床下部—下垂体—性腺系】を抑制します。※
様々な心身の症状を、「瘀血」という視点から見ていくと、内分泌系や自律神経系との関連に行き当たります。
ところで、チャクラ・システムと自律神経系・内分泌系との関連はご存じでしょうか? 7つのチャクラは、それぞれ内分泌腺に対応すると考えられています。
トーリでは、4年目の企画として、チャクラと内分泌系・自律神経系との関連を重視した鍼灸マッサージを強化します。
社会心理的ストレスによる症状に限らず、さまざまな疾患に効果が期待できる施術法です。
※現代医学的にみた瘀血に関する箇所は「TSUMURA Medical
Today 2009.3.11 心身医学領域と漢方医学」を参考にしました。
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