「冷えのぼせ」について、いろいろなメディアで目にするようになりました。
今朝の「モーニングバード」でもこの話題が取り上げられていましたので、ご覧になった方もおられるかと思います。
現代医学的にみると、「自律神経の乱れ」が原因とされています。交感神経優位の人が「冷えのぼせ」になりやすいので、副交感神経優位になるように、リラックスすることが大切になります。
一方、東洋医学では、「冷えのぼせ」を「上熱下寒 Shang Re Xia Han」や「表熱裏寒 Biao Re Li Han」の状態にあると考えます。
「上熱下寒」は文字通り、上半身(首から上)がほてり、下半身(足)が冷えるというもの。理想的とされる「頭寒足熱」の逆です。
「表熱裏寒」は、体の表面は熱く、内部が冷えている状態です。
陰陽のバランスで考えてみましょう。
陽:外側・末端・上昇・温熱。
陰:内側・中心・下降・寒冷。
陰陽バランスがうまく取れていると、体は熱も寒もない健康な状態ですが、
上半身・体表面は発熱・ほてりが起こりやすく、
下半身・体内=内臓は冷えやすい、
という性質がありますので
人間の体は、もともと「冷えのぼせ」になりやすい構造であると言えます。
……次回に続きます……
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