周囲の音がなくて、あまりにも静かな環境だと、自分の心拍や呼吸の音が気になって苦しくなる、という経験をお持ちの方はいませんか？
体調があまり良くないときや心配事があるときは特に、家で一人、じっとしていると、気持ちがどんどん自分の内側に入り込んで、小さな「症状」にも過敏になり、不安がふくらんでくるものです。
この状態では、息をきちんと吐いていないので、不安な気持ちを更に増幅させ、悪循環に陥ってしまいます。解決策は、まず、しっかり吐くことです。
しかし、呼吸を正しくしようと意識すると、逆に呼吸が苦しくなることもあります。
そんなとき私は、「大丈夫」「大丈夫」と声に出してみます。そうすると、息を詰めた状態から開放されて、少し楽になります。
それから、意識して、支度をして、散歩に出かけます。しばらく歩いていると、自然に呼吸が整ってきます。呼吸が整うと、心身の緊張がほぐれていきます。
呼吸を改善するには、運動の他、歌を歌うこと、人と話をすることなども有効です。
散歩から帰る頃には、不安も自分の中から消え去っているので、散歩前の気持ちを忘れてしまうくらい、すっきり落ち着いた気分になります。お試し下さい。
はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)
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