カッピングの鎮痛作用について

カッピング(吸い玉、吸角、抜缶)はトーリで人気のある施術の一つです


筋肉のコリや痛みの改善のために、また、私自身のメンテナンスにもカッピングをよく使用しています。

 

今回は、カッピングによってコリや痛みが解消するしくみをご紹介します。

 

「不通則痛、通則不痛」、つまり、気血の流れがうまく通じていないと痛みが起こる訳ですが、カッピングによって「障害物」が取り除かれ、流れがスムーズになることで痛みが無くなると考えられます。

 

「血流障害は痛みの閾値を下げる」と言われています。


閾値とは、『大辞泉』によると「生体の感覚に興奮を生じさせるために必要な刺激の最小値」。同じ刺激を受けても、閾値が低いと、痛みを感じやすくなります。

 

例えば、加齢に従って膝痛が多くなるのは、運動不足によって膝周囲の筋肉や腱・靱帯などの組織の血流が悪くなり、痛みを感じやすくなるためです。

慢性の腰痛も同様です

 

カッピングによって痛んだ箇所の「障害物」取り除かれて、気血の巡り改善されます。その結果、痛みの閾値が上がって、疼痛が緩和されます。

 

施術中は、独特のリラックス感があり、思わずウトウトしてしまいます。施術直後に鎮痛効果を実感され、爽快な気分になるという声を多く耳にしています。


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