しゃっくりの止め方

▲ベッド下に新しい仲間登場
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皆さんは、しゃっくりを起こした時に、どのようにして止めていますか?


なかなか治まらずにご苦労なさったこともあったのでは。今回は、その止め方のお話です。


まずは、しゃっくりとは何か。 

しゃっくりは「吃逆:きつぎゃく」とも呼ばれる横隔膜の痙攣です。


次に止め方ですが、「メルクマニュアル医学百科家庭版」の説明によると、

ほとんどの場合


血中の二酸化炭素濃度を上げる:息を止める、紙袋を口に当てて呼吸する、など。

迷走神経(脳から胃につながる)を刺激する:水を素早く飲む、眼球をそっとこする、など

といった方法で止まることが多いようです。

 

鍼灸では脾胃(消化器)の疾患として関連する経穴を使って対応していますこれは、上記の②の迷走神経刺激と重なりますね。興味深い!

 

最近、日経メディカルでしゃっくりに関するコラム(2015/3/3くめやすはるの「健康番組タメツスガメツ」NHK『ためしてガッテン』から しゃっくり脚症候群としゃっくりの止め方)を読みました。おもしろい内容でしたので、その一部を抜粋してご紹介します。

 

しゃっくりは延髄の異常興奮によって横隔膜の痙攣と声帯の閉鎖が同時に起こるのが原因です。このメカニズムは、えら呼吸から肺呼吸への動物の進化に関係しており、肺に水を入れないために声帯が閉まるのだという説があるようです。


びっくりさせるとか、コップの水を一気に飲むとかという都市伝説(?)を紹介しつつ、医師が教えるしゃっくりの止め方として、「両耳に指を入れて強く押す」というのを紹介していました。


しゃっくりは、前述の通り、延髄の興奮が原因なのですが、耳にも延髄につながる神経があるため、ここを押すことで延髄の異常興奮を抑えることができるとのことです。有効率は約70%だとか。


耳鼻科の先生に聞いたという「しゃっくりは、人差し指を耳に入れ30秒~1分待っていれば止まる」という技がネットでも話題になっているようです。


私も、今度遭遇したら、試してみます。


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